暑さを避けて懐から取り出す江戸の粋武士も愛用した男もちの武骨な一本武士や大商人が用いていた江戸扇子。その魅力は、京扇子に比べ素朴で武骨、男の粋を感じさせる佇まいにあるといって良いでしょう。そんな江戸扇子を現代に伝える名匠・松井宏氏の手になる名作扇子の一つが、この「助六」です。全ての工程を自らの手作業だけで制作。シンプルながら風格を感じられる、男の持ち物に相応しい避暑道具と言えるでしょう。●サイズ(約)/展開時:縦25×横40cm●材質/和紙、竹●日本製●重さ/150g※お届けまでに3週間ほどかかる場合がございます。 アイコンの詳細はこちらご購入前にこちらをご確認ください。松井宏 父・恒治郎の後継者として昭和43年に家業を継ぐ。平成16年、江戸川区指定無形文化財に認定。平成19年、伝統的工芸品産業功労者褒章受章。「粋な江戸文化を継承する江戸扇子に惹かれて父・恒治郎の跡を継ぎ、この38年間一筋にやって参りました。シンプルに見えても奥が深く、このたび歌舞伎十八番の一つ助六隈取をデザインし発表しました。世界中で使われる日本発明品 8世紀頃の日本で、既に伝来していたうちわを折りたたんで、携帯に便利な扇子にするという発明が成されました。単に涼を取る道具としてだけではなく、儀礼や贈答、和歌を書いて送ったりなどするコミュニケーションの道具としても活用されたことが、多くの文学作品や歴史書に残っています。コンパクトに折り畳めるという利点から海外にも伝播し、17世紀もパリには扇を扱う店が次々できるなど大流行しました。
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